怪しい獣と書いて怪獣
前回モンハンのことを書いたので
モンスター、つまり怪獣のことを語ってみる。
いや「モンスター=怪獣」じゃないだろう。
というツッコミが聞こえそうですが
ならその辺から触れてみましょう。
MONSTERは日本語では“怪物”の意味。
UMAとか伝説上の生物とか
あとゲームの敵キャラとかに対して使われる言葉。
要するに
「なんかとんでもない存在」
の総称です。
大半が 怖い とか 気味悪い とか、
ネガティブめなイメージで言われますけど
逆にスポーツ選手とか
個人に対して使われる時は
割とポジティブっていうか
ちょっと尊敬(畏敬)の気持ちが
こもってますよね。
じゃあ怪獣はどんな意味かって言うと
怪物とほぼ被ってるんだけど
「正体の分からない怪しい獣」
って感じの日本語。
そう、日本語。
怪獣は日本特有の言語表現だったのです。
だから海外では
国際的に有名な怪獣だって
大多数の人からは怪物のくくりに入れられる。
これが全部同じ。
流石にサメまで加えるのは無しな気がするけど。
まぁ、最近は
『パシフィック・リム』(2013)
で、敵対する巨大生物を「kaiju」と呼んだように
海外においても
怪物では無く怪獣と呼ぶ/呼べるキャラクターが
誕生したりと
「怪獣」という言葉が
広く認知されてきていると思う。
でも一般的には怪獣って
さっき言った「正体不明の~」って意味では
意識して使われていません。
怪獣の意味の説明に違和感あった人もいると思います。
何故かって言うと
現在広く知られている怪獣の意味は
“巨大で人知を超えた特殊な力を持つ架空の生物”
であり、そしてこれは
第二次大戦後の日本で生まれた独自のもの。
つまり怪獣は単なる言語表現ではなく
「アイドル」とか「ダイエット」とかと同じで
ひとつのジャンル、カテゴリ
として扱う、
これが圧倒的に多数ってことですね。
長くなったから続きはまた今度